CSファーストステージ突破!! [野球]
それにしてもすさまじい2試合でしたよ。
なんだかレギュラーシーズンとは違う仕様のチームになってませんかね。
最終戦を自力で勝ち取って、CS進出を決めたひいきのチーム。
西武相手ならもしかしたら・・・を期待したら、それが現実になるとは。
短期決戦での強さは相変わらずというか、戦い方わかってるチームに凄みすら感じますよ。
10月9日 第一戦
ロッテ6-5西武(延長11回)
運良くチケットが取れたので現場観戦です。
西武のファンクラブに加入してるソフトバンクファンの相方が、ファンクラブ先行発売で確保したからなんだけどね。
発売日は雨天順延となった最終戦当日。
仮に日ハムならダルビッシュが投げるしぃと、保険的な部分があったのも事実です(苦笑)。
当日現地に足を踏み入れると、一塁側の自由席エリアの黒いこと(笑)。
声援のボリュームもすごかったし、「ここはどこですか!?」と呆れる相方の気持ちもわからんでもないですわ。
で、試合の方は途中まではエース対決らしい投手戦でした。
涌井は真っ直ぐとシュートを主体に力でねじ伏せる。
成瀬は最終戦より制球が冴え、おかわり弾で先制を許すも内角をビシビシ突いた強気な投球で応戦。
8回に飛び出した西岡の、「狙ってた」同点弾で追いつくと、この日初めてライトから一塁側が盛り上がる。
深めの中飛かなぁと見てたら、思いのほか打球が伸びたもんだからビックリの一打でした。
ところがその裏、2番手登板の内が崩れて4失点。
交替そのものも間違ってなかったでしょう、シーズン終盤の活躍からすればね。
ただ緊張から制球が定まらなかったのが、守備にリズムを与えられなかった。
トモアキの三ゴが送球が逸れてホームゲッツーにならなかったり、サブローの返球を里崎が逸らしたりは、まさにそんな感じでした。
9回の攻撃を前に4点差、数段前に座ってたロッテファンは、そこで帰ってしまいましたよ。
シコースキーが出てきたし、追いつかない程度の反撃で明日に繋がれば・・・でしたね。
先頭打者の井口がヒットで出塁したし。
しかし1死後に福浦、今江の連続ヒットで満塁とすると、テギュンのタイムリーで2点差。
地場が動いてるってこういうことをいうんですかね、ロッテファンの誰もがもしかしたらと思ってましたから。
大松が粘って四球で出塁したところでシコースキー→小野寺。
打席には拙い守備をしてしまった里崎、挽回のチャンスですよ。
すると持ち前の勝負強さ発揮でセンター前に弾き返す!!
まさか、まさかの同点劇。
西武ファン多数の周囲関係なく自分は盛り上がりまくり。
高み(鷹見!?)の見物気味だった相方も、「西武よりロッテのほうが戦いやすいんで」と、このときばかりはロッテファン化(笑)。
チャンステーマは普通に歌えるし、得点時には自分と同じくらい盛り上がってましたから。
しかし西岡の左飛で勝ち越しかと思ったら、代走岡田の判断の拙さでタッチアップ失敗。
結局は同点とまりだったけど、それにしてもよく追いついたわ。
内の後を受けた伊藤が踏ん張り、延長に入るとコバヒロが奮起。
あわやサヨナラの一打となりそうな当たりを、レフトに回った清田の反応のよさでフライアウトにしたファインプレーもあったり、流れは間違いなくロッテでしたよ。
そして延長11回、左腕土肥に替わるも福浦はそのまま打席へ。
コースの甘いスライダーを、真っ黒に染まるライトスタンドにぶち込んじゃいました。
着弾した瞬間のファンの盛り上がりは、そりゃもう言葉にするのが難しいくらいすごかったですね。
自分の席からちょっと離れたところにロッテファンがいたんだが、もう近づいてハイタッチしたいくらいハイテンションでしたから。
イニングまたぎのコバヒロが、何とか凌いで試合終了。
その瞬間の盛り上がりもまたしっちゃかめっちゃかだったし、こういう試合での西村ダンスもまた格別でした(笑)。
自分たちの右隣にレフトスタンドに行けよ的な大声援を送る西武ファンがいたんだが、終了と同時に即撤退。
そのファンには申し訳ないけど、「勝っちゃいました」そんな感じでしたね。
帰りの西武線でも、座ってた自分たちの前に立ってたロッテファンのおじさんがしみじみと、「勝ちましたねぇ」。
こういう試合って、知らない人同士でも妙に盛り上がれるんだよねぇ。
10月10日 第二戦
ロッテ5-4西武(延長11回)
さすがにチケットは取ってなかったんで自宅にてテレビ観戦です。
マリンでのパブリックビューイングなるイベントもあったけど、観戦成績がよくないんで。
(05年のリーグ優勝を寸前で逃した、伝説のコバマサナイトとか)
先発のマーフィー様は相変わらずの悪癖=立ち上がりの悪さを西武打線につけこまれて3回までに4失点。
見切りをつけてブルペン勝負にかけたのが功を奏しました。
特に不調でファーム落ちしてた俊介のピッチングが光りましたね。
打線は岸の緩急に手こずるも、試合中盤からとらえ始めます。
6回のサブローのタイムリーあたりから、今日も勝てるんじゃないかという気がしてきたんだが。
いかんせん寸止めの連続には悶絶寸前でした(苦笑)。
継投で凌ぎながら8回には西武の追加点を食い止めるビッグプレーが炸裂。
大松の送球、里崎のブロック、完璧でしたね。
近所迷惑関係なしに大騒ぎでしたよ。
直後に長田の代わり端を、ビッグプレーを演出した里崎の狙いすましたような同点弾が炸裂!!
一緒にテレビ観戦してた相方は「鳥肌が立った!!」そうな。
しかしその後も6、7回同様の寸止めで勝ち越せず。
10回には西武のサヨナラのチャンスを、前日いいとこなかった内が併殺で切り抜けリベンジを果たす。
シーズン終盤持ってる選手だったし、これで流れをまた引き寄せましたね。
そんなわけで飛び出した、井口の決勝タイムリー。
先頭打者が出塁して、送りバントを決めて、いわゆるセオリー通りでした。
清田の当たりも惜しかったけど、あれが呼び水になったと思いますよ。
イニングまたいだ小野寺の球が高くなりだしてたしね。
その裏の攻撃、コバヒロが満を持して登板も先頭打者を出塁させてしまう。
しかし強攻策が裏目で走者も進められずでした。
西岡の好守もあったとはいえ、なんか最後の最後で西武の野球がデタラメになってましたね。
中島を力のない中飛で試合終了。
連日しびれる場面での登板で試合を締めたコバヒロ、最近ではあまり見られなかった気迫溢れる投球でしたよ。
連勝でファイナルステージ進出。
連日の逆転劇、初戦の4点差をひっくり返したことが流れ作りましたね。
西武ベンチの歯車の狂いもあったけど、やはり片岡の離脱があまりにも大きかったかと。
いるといないでは大違いですよ。
打者として、走者としての存在は、厄介極まりないですから。
優勝を寸前で逃してるのも、そこら辺が原因だったもんね。
そんなわけで木曜日から福岡決戦、あわよくばリーグ3位からの日シリ進出・・・できるかな!?
でも普通に考えたら、アドバンテージのおかげで4つ勝つのはなかなか至難です。
先発陣も相性あんまりよくないし、ブルペン勝負になったら分が悪いのは数字にも表れてるし、やはり先手必勝となるのかな。
土曜日までの3試合で、2勝1敗ならもしかしたらがあると思ってます。
本気で勝ちに行くなら、やはり投手陣に頑張っていただかないとなりません。
相方がひいきにしてる手前、ソフトバンク戦の中継をメインにテレビ観戦してたんだけど、怖い打者はせいぜい多村くらい。
優勝したといっても、やはり投手陣メインのチームだしね。
内角の速い球を苦手とする打者も多いんで、初戦からバンバン厳しいところ放って、腰引かせるのもありですよ。
バカの一つ覚えみたいにセンターから逆方向にしか打てない左打者には一番効果的。
パワーピッチタイプなら尚更だと思うんだが、さて。
打線は短期決戦仕様が出来上がりつつなんで、シーズン中の相性の悪さもあまり気にならず。
9月23日の大敗した試合にも、光明が見出せたしね。
和田から2発放った井口とか、ファルケンボーグからの3連打=全て逆方向とか。
せっかく西武といい勝負したんだから、福岡でもいい戦いを見せていただきたいもんですよ。
あの時の球場内の雰囲気が伝わります^^
再び崖っぷちのマリーンズ、ここからか?!
打線の復調が待たれますよね。
by マリンかもめ (2010-10-17 21:43)
>マリンかもめさま
異様な雰囲気の猫屋敷でしたよ。
しかしファイナルステージは…ねぇ(苦笑)。
by ほうとうむすこ (2010-10-20 13:52)