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6年ぶり7頭目の三冠馬誕生 [競馬]

しかも栗毛の三冠馬は初めてなんだそうな。

 

 

圧倒的人気の応えて、オルフェーヴルが菊花賞を制し三冠馬と相成りました。

なかなかできない偉業故に確かにすごいことだと思う。

が、しかし。

戦前から個人的に全くもって盛り上がらなかったのですよ。

そもそも皐月賞前から、この馬の評価がビミョーでしてね。

昨秋の中山府中での負けっぷり、大逃げした馬を交わせなかったきさらぎ賞の印象がとにかくよろしくなかった。

そんなわけで春はほぼ買ってなかった・・・と思う。

馬券的に見れば、ハズして痛い目を見たクチ。

秋初戦、トライアルはドスローの展開を普通に勝っただけ。 

付け入る隙はあると思ってました。

だから三冠達成するなら、自分を納得させるような強い勝ち方を希望しました。

で、実際はほぼそうなりました。

レコードタイムに近い勝ち時計、しかも最後は流してたしね。

 

しかし有力視されていたところがみんな負かしに行かなかったのが何ともでして。

見せ場すら作れず最後に脚を伸ばしただけの柴田善=フェイトフルウォーなんて話にならんよ。

ウインバリアシオンのアンカツの、勝ちに行かない姿勢には心底ガッカリさせられましたわ。

いくら脚が続かないったって、後方まま勝負どころで前が壁では着拾いに徹しましたと見られても仕方ないかな。

自力勝負に徹して屈した岩田=サダムパテック、木村健=ハーバーコマンドのレースぶりには潔さすら感じたかな。

結局この世代は三冠馬が抜けた存在になってしまったのか、その他大勢が相手にならないという図式にもなってしまうのかしらね。

似たような状況が今年の南関東の三歳路線。

牝馬のクラーベセクレタに全く歯が立たなかった・・・あれに近いんだよなぁと。

羽田盃も東京ダービーも、クラーベセクレタを負かしに行くことなく、牡馬たちは着拾いに徹してたもんね。

 

自分の競馬キャリアではルドルフシービーは映像の世界。

ナリタブライアンはトライアルで負けたこと、直前に兄ビワハヤヒデの故障引退でどーなるかとドキドキしながら現場観戦したもんだ。

ディープインパクトはそれまで負けてなかったし、多分勝つんだろうなぁと結構冷静にテレビ観戦、そして普通に勝ちました。

ミホノブルボンは自分の競馬に徹することが出来なかった故に、最後の最後で力尽きたっけ。

ネオユニヴァース、メイショウサムソンはまともに勝ちに行って三冠達成とならず。

相手にならないという感覚は確かに6年前と一緒、でも偉業達成に対する感情がどうも・・・

競馬に対する温度差なのか自分でもよくわからないんだよね。

 

この後はいよいよ古馬と戦うことになるわけですが・・・

強い4歳勢にトップに君臨する女傑の存在は一筋縄では収まらないのではと考えております。

そこで自分を驚かせるような勝ちっぷりができるなら、改めてオルフェーヴルは強かったと評価することにしようかな。 

 

 


タグ:競馬雑感
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