低迷ぶりがよくわかる淡白な試合 [野球]
2か月ぶりの野球観戦はなんともあっさりとしたものでした。
千葉ロッテ1-4埼玉西武
西武先発岸の持ち味である緩急に翻弄され、6回1死までパーフェクト。
おかわりの一発など、序盤の効果的な得点がいい援護となり無四球完投。
ロッテ打線は8回無死3塁から内野ゴロで1点返すのがやっと。
3安打、まぁいいとこなしでした。
久々のマリンは、ファンクラブ会員特典の内野自由席券の消費が主たる目的でした。
チームは連敗中、テレビで観てても覇気は伝わらないし、いろいろなゴタゴタでやる気もないのかな。
そんなもんだからチケット引き換えの窓口=当日券売り場がスッカスカでね。
11時30分過ぎくらいに着いてほとんど並んでない・・・チーム状態を象徴してますね。
おかげで3塁側やや上の方でも通路側を確保することができましたよ。
外野もビッチリ、とまではいかないし、2階席も空席が目立つし、2万人強の集客はほんまかいなと疑ってしまいました。
で、改めて最下位を突っ走るチームの、この試合に対するあれやこれやを。
先発したペンは怪我明けの投球。
真っ直ぐは速くていいんだけど、走者を置いた場面での投球は外人投手にありがちな・・・(略)
経験値が低いから投げながら吸収していくしかないんだよね。
昨シーズン途中で加入、今年期待されたところで怪我で離脱だから仕方ない部分も。
そういう意味では失点の引き金になった、3回の栗山への四球は悔いが残るんじゃないかしらね。
4回以降は1安打だったし、まぁ怪我明けながらよく頑張りました、かな。
おかわりの被弾は相手が一枚上でした、てか打った瞬間椅子から崩れ落ちそうになった(苦笑)。
高めのボール球を強引にだもん、ロッテのチーム本塁打より打ってるのも無理ないわ。
しかし打線はホントにヒドイですね、打席での雰囲気もないし、覇気もない。
岸だってビックリするほどよかったわけではないんですよ。
持ち味である緩急に翻弄されただけ、早打ち凡打の連続では手も足も出ない・・・ように見えてしまう。
粘って球数投げさせる場面すら皆無だもん。
頭使って=配球読みながらバットを振ることもほとんどなく・・・あ、和尚のチーム初安打がそんな感じかな。
やみくもにバット振ればいいってもんじゃないもんね。
明らかに選手任せにしか見えない=ベンチが無策では勝ち負け以前の問題かと。
そんな調子だから試合時間はアマチュア野球並みの2時間きっかり!!
5裏終了後のグランド整備始めたのが開始1時間ちょっと。
「サクサクすぎで高校野球みたいだな」とぼやいたら、隣のおじさんたちに笑われてしまいましたよ。
もちろんこれまで観戦した最短試合時間なのは言うまでもないでしょう。
オールスターブレイク前って、確か5割にちょっと満たなかったくらい。
しかし2か月くらいで一気に落ちていきました。
状況的にこのままシーズンを終わりそうですね、昨年の日本一のチームが。
選手の不調に怪我人の続出、おまけに選手の偏重起用と、まぁ落ちるべき要素も満載だったしね。
代わりに出てくる選手の活躍も特筆するレベルでもなく。
まぁこんなもんでしょうとかたづけるしかないしね。
よく考えれば昨年は出来過ぎだったわけで、ちょっとしたことで歯車が狂えばこうなるんだよなと改めて。
ギリギリの状況からうまいこと3位に滑り込んで、あれよあれよだったもんね。
だから負けた原因を選手に押し付けるような監督の試合後のコメントもどうかと思いますよ。
グラウンド外の話題が常に上がってるようでは無理もないけど、そのあたりの情報統制もちょっとなぁと。
プロ野球が興行であることを踏まえれば現状では魅力があまりなく、週末なのに集客が伸びないのも当然かな。
こんな淡白な試合だから唯一の得点シーンよりも、個人的には岡田のダイビングキャッチと9回の遊ゴ併殺に凌いだシーンの方が印象的だったもんなぁ。
4連戦あたまの猫屋敷、中継を途中まで観てたんだけどね。
4点リードした直後の無死2、3塁で追加点があげられず。
流れが悪いからこれが肝になったのか、追いつかれて勝ちこされてしまうんだよねぇ。
低迷するチームの典型的な試合運びでしたね。
まぁこんな状況だから多くは望みません。
来年に繋がることでもしていればあれですが、そんな風潮もあんまりみられないしねぇ。
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