悲願の世界一!! [サッカー]
ファイナルでの劣勢に屈しない戦い、ゴールシーンの度に鳥肌が立ちました。
初戦のニュージーランド戦をテレビで観て感じたのは、北京五輪の頃より格段にいいチームになったなぁと。
ディフェンダーとキーパーの連係の拙さが目についたけど、それも試合を重ねるごとによくなっていったし。
あの時足りなかったものをしっかりと補うどころか、チームとしての成熟まで感じさせるんだから、佐々木監督の手腕の素晴らしさは讃えて然るべきでしょうね。
女子サッカーにおいて難攻不落のボスキャラのような存在であるドイツを捻じ伏せ、ファイナルではアメリカと互角の戦いをするんだもん。
ただただすごいとしか言い様がないし、恐れ入りましたですね。
すぽるとの番組の最後だったかな、優勝した瞬間同様、編集映像に涙しましたよ。
一部では女子版バルセロナという喩えもあったけど、あながち間違ってないなと。
ワンタッチプレーでの攻撃、タテのポジションチェンジ、前線からのプレッシング、すっかり形になってますよ。
形といえばセットプレーもかな。
宮間からニアに飛び込む澤に当てるなんて、スペイン代表もやりそうな感じだし。
単純に高さでの強さじゃなくて飛び込むタイミング、これは代表レベルじゃなくても使える形じゃないかなぁ。
3列目の澤が得点王ってのも、個人のスキルだけじゃなく戦術がもたらす部分もあるのではと感じてますよ。
前線の決定力がもうちょっとあれば・・・これが唯一の課題かもしれませんね。
優勝効果であちこちのマスコミが大騒ぎし始めました。
まぁそうなるだろうなと思ってたんだが、報道する側も程ほどにしてもらわないとね。
メディアの露出に慣れてないんだから、本業に影響を及ぼしそうだもんね。
週末からなでしこリーグ再開、8月中旬には再び集まって、9月には五輪予選、休む間もなしだもん。
そういえばなでしこリーグになってからは一度も現場観戦してないんだよな。
自分が観戦したことあるのはその前のLリーグの頃かな、もう15年くらい前ですが。
西が丘は東京ガス戦より集客は少なく、選手との距離感も近かったんだよな。
ベレーザの試合観た後に、それこそ澤に小野寺、高倉さんからサインもらったし(実家にありますたぶん)。
シダックス、フジタ、鈴与、日興証券、田崎、プリマハム・・・チーム名からして郷愁を誘いますね。
記憶が間違ってなかったら、初めて観たのって代表FWの野田さんが在籍してた宝塚だったような。
当時もそうだったけど親会社云々の憂き目とか、 待遇面での問題は相変わらずのようで。
さすがに今回の偉業で多額のボーナスが選手の手に渡るのはよしとしても、やはりもうちょっと広い視野で考えていただきたいな。
ロンドン五輪でメダル獲得を目指すわけだし、今後のことを踏まえるとぜひとも着手していただきたいところですね。
マスコミもただ騒ぐだけじゃなく、そのあたり考えていただきたいな。
選手たちはピエロじゃないんだからね。
あの強い精神力に、ただただ、脱帽です(^O^)/
by マリンかもめ (2011-07-18 13:04)